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大橋歩展

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先日、三重県立美術館まで「大橋歩展」を観に行ってきました。
美術館へ行ったのも久しぶり!そして美術館建築マニアの私、
空間ごと楽しんできました。そしてすこーし津の街なかもぶらり。
小学生か中学生くらいの時地元の中日新聞での、
確かファッション関係のイラストコラムの連載を楽しみにしていたのが
大橋さんを知ったきっかけ。そして今は7年前から企画、取材、撮影など
全てを大橋さんが手がけている「アルネ」が大好きで、全部持っているくらい。
大橋さんはなんと私の母親世代。しかもちょっとお年上でいらっしゃる!素晴らしい!
こんな若々しいセンスを持ち続けてるのって凄い。そしていつまでも攻め(という表現に
あえてしたい!)の姿勢を崩さない仕事の数々に惹かれます。
残念ながら糸井重里氏との今週末のトークショーの抽選には外れて
しまいましたが、こちらの対談が面白かったのでよしとします。。。

イラストだけでなく、インスタレーションもあったり、アルネのダミー本の
展示もありで、大満足のボリュームだったのですが、なかでも
つい最近まで知らなかった、大橋さんの最初の仕事、「平凡パンチ」の
表紙イラストの展示室は圧巻!そして1960年代とは思えない、、、
カッコ良さ。今見ても古臭くないし、むしろ痺れる~!!!
最初に貼った画像もそうなのですが、構図や余白の使い方までもが
すごく斬新でカッコいいのです。平凡パンチは、まだ私が子供のころ
刊行されてたんですが、セクシーなグラビア誌というイメージが強くて
表紙を見るのも恥ずかしかったものですが(笑)この表紙イラストを眺めて
いくと、当時先端をいく雑誌だったんだなあっていうのが伝わってきた。
マガジンハウスだから、今でいうBRUTUSとか、ちょっと前にあった
relaxとかっていうイメージかな?いやー、凄い刺激を受けました。

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三重県立美術館は、周りの環境も静かだし、建物としても凄く好きな
感じでした。中庭に面したガラス窓の前に立つと、向こうの展示室に
見えるインスタレーションを望むことができたりと、空間も含めて作品を
楽しむことができるなんて、美術館として空間を最大限に使ってるなぁと。
美術館好きとしてはたまらないです。

大橋歩展_e0098771_20391764.jpg時間があまりなく、すこーしだけ街なかへ。ネットで見ていて、いちばん好みくさい(笑)匂いのした「GOTCHY CAFE」へ。
もう、この私の予想はだいたい当たるのです(自慢!)店内は木目調なんだけど野暮ったくなく、かといって
クールすぎでもなく、凄く居心地が良かった!そして店員さんのすてきな笑顔にやられた!絶対また行きたい。近くだったら毎日通ってしまいそう。このプレートの感じも可愛かった!パンもちもちでした。次は近鉄でゆっくり行ってみたい美術館と街でした。
by carrion-8 | 2009-11-25 20:13 | アート


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